我流天晴

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「大は小を兼ねる」時代は終わってます

「メールにインターネット、ゲームに音楽、ビデオ編集…。これすべてできません。私にできるのは1つだけ。文字を打つこと、それだけ 」というテレビCMをご存じだろうか。それは、老舗事務用品メーカー、キングジムのデジタルメモ「ポメラ」である。CMに嘘偽りはなく、本当にポメラには文字を打つという機能しかない。

このポメラが、売れている。昨年11月の発売と同時にほぼ品切れ状態。当初年間3万台の販売計画だったが、年間売り上げ台数は10万台にも達する見込みだ。(以下続く)日経ビジネスONLINEより引用



↑の記事の続きを含めて全部読んでもらうとわかるのですが、このポメラの企画当初、「文字入力しかできないの?」「携帯電話以下の機能じゃないか」等の理由から経営陣が大反対したんだそうです。

そんな中ただ1人賛成したのが社外取締役である慶應義塾大学の印南一路教授。

彼は職業柄、出張が多く、飛行機や電車の中などの移動時間はほとんど原稿書きの時間に充てており、そのためノートパソコンを出張に携帯していたといいます。そして、「インターネットも見なければメールも送らない。ただ原稿を書きたいだけなのに、なんでこんな重くて不便なものを持ち歩かなければならないのか」。それが印南教授の長年の不満だったといいます。

さて、メーカー(作り手)というのはそのモノづくりにおいて、「提案」と「ニーズ」がキーワードとなります。しかし、メーカーからの押し付けばかりでもダメだし、ユーザーの言いなりになるばかりでもダメなわけで、これらをうまくバランスさせないとヒットしない。そういう意味でもこのポメラはヒット商品としての条件を満たしているんじゃないでしょうかね。

そしてもうひとつのヒット要件として「ユーザーを絞ったこと」が挙げられるんじゃないでしょうか。前述のようにポメラにできるのは「文字を打つこと」のみ。ですからその他の機能を求める人には何の価値もない商品です。が、その反面「それだけしかできないこと」を望む人にとっては注目すべき商品になるわけですね。そして「それだけしかできないこと」を望むユーザー、つまりそういうニーズが、当初の予想をはるかに超える数だったことが大ヒットにつながったのでしょう。

で、今回の成功から、ぜひとも学んで欲しいのが「携帯電話業界」。シンプルで低価格な機種を望んでいるユーザーがどれだけいるのか分かってるんでしょうか?もちろん機能の充実したものを望むユーザーもいますから、多機能型があってもいいんですが、いわゆる「大は小を兼ねる」的な考え方が通用しないのは「ポメラ」でハッキリしましたね。また、PC業界においても「ミニノート」の大ヒットがそれを証明しています。

まあ日経ビジネスONLINEの記事からも分かるとおり、今回のポメラの成功はユーザーニーズを読み切っての結果ではなく「当たっちゃった」感が否めませんし、ミニノートも海外メーカーが火付け役ですが、「大は小を兼ねない」ことはハッキリと証明されました。

確かにかつての日本人は「大は小を兼ねる」的な考えをする人が多かったのでしょうが、今は「合理性」が重視され、「無駄」は敬遠されます。こうしたニーズの変化にいち早く、そして的確に対応できる感性と実行力がヒット商品を生み出せるか否か、つまりは企業の生き残りに大きくかかわってくるんじゃないでしょうかね。


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knoxbrain(ノックスブレイン)ブランドの革小物

デザインフィルは、革小物を扱う「knoxbrain(ノックスブレイン)」ブランドの新製品として、システム手帳、ペンケース、ノートカバー、ブックカバーなどを8月11日から順次発売する。誠 Biz.IDより引用



長く使うことでその良さを味わうことができる「革」を素材としたアイテムが増えることはオイラにとってうれしい限り。特に最近は各社ともノートカバーとブックカバーに力が入っているようですね。ノートサイズや文庫本サイズの手帳が増えてきたことも理由のひとつでしょう。

来年の手帳が「ほぼ日手帳」になるであろうオイラとしても、ブックカバーは目が離せないアイテムです。

ハイタイド 「ブックバンド3ペンホルダー&ペンホルダー付きブックマーカー」

ハイタイドは、「ブックバンド3ペンホルダー」と「ペンホルダー付きブックマーカー」を7月上旬に発売する。

「ブックバンド3ペンホルダー」は、ペンが3本まで留まるペンホルダー付きのブックバンド。ゴムベルトのため、ペンクリップのない鉛筆なども留められる。文庫本に対応する約115×34ミリ(幅×高さ)のSサイズと、単行本に対応する約135×34ミリのLサイズの2サイズを用意し、価格はSが819円、Lが840円。カラーはそれぞれブラック、ベージュ、レッド、ネイビー、カーキの4色展開。

「ペンホルダー付きブックマーカー」は、本や手帳のしおりに、ペンを留めるホルダーが一緒になった製品。スケジュール帳に挟んでおけば、今日の予定をすぐ確認でき、留めておいたペンで追加スケジュールもすぐ書き込める。サイズは50×14×135ミリ(幅×奥行き×高さ)、ペンホルダーは直径12ミリまでのペンに対応する。カラーはシルバー、ゴールド、ブラック、ビビッドピンク、ブルーの5色展開で、価格は各714円。誠 Biz.IDより引用



もともとひも状のしおりがあまり好きではないオイラにとっては、「ペンホルダー付きブックマーカー」が魅力的だな。

どちらも気の利いた商品ですが、好みによって、または使っている手帳のタイプによって選べるように、タイプの異なる二種類を同時発売するって意味でも気が利いてますね。

野原工芸の木軸ボールペンレビュー(一ヶ月目)

野原工芸の「木のボールペン」が届いてから今日でちょうど一ヶ月。毎日このボールペンを使うのが今ではすっかり当たり前になっているので「まだ一ヶ月しか経ってなかったっけ?」という気持ちの方が強いです。

今日は時間がないので写真はアップできませんが、木軸の色合いやノックの感触の変化を実感できるようになりました。今後ますますその変化を楽しませてくれそうです。

ちなみに今日は時間がないので写真は明日にでも追記としてアップしようと思っていますが、本人にしか感じられないビミョーな変化でもあり、一ヶ月前の写真と比較した時にその変化が見出せるかどうかは撮影してみないと分かりません。

まあハッキリと変化が写ればそれに越したことはありませんが、今の時代、古くなっていくのが待ち遠しい(うれしい)もの自体が減りましたからね。そういう意味では自分さえその変化を感じ、楽しめればいいんですけどw


追記:画像をアップしました。(2009.06.15)

到着時


一ヵ月後


若干アングルが違っちゃってますが、変化した色が分かりますでしょうか?(それぞれの画像をクリックすると拡大画像で比較できます)

ちなみに刻印されている日付は制作していただいた日(完成日)なので、手元に届いた日とはズレがあります。

有薫酒蔵(ゆうくんさかぐら)新橋店の「高校寄せ書きノート」

今日、見るともなしにつけていたテレビで面白い話題があったのでご紹介します。

新橋にある「有薫酒蔵(ゆうくんさかぐら)」という九州郷土料理店に、高校寄せ書きノートというのがあるのだそうです。

母校のノートを置いてほしいと頼まれて出来た同窓生の寄せ書きノートが「高校よせがきノート」なのです。名簿ではありません。

このノートを最初に作ったのは、福岡県久留米大学附設高等学校の同窓生で、二十年前のことでした。ここ数年急激に増えはじめ、その一番多い理由が「あの学校があるのにどうしてうちの学校がないのか。」ですが、これが愛校心というものではないでしょうか。我が母校もと思われる方には新しいノートをご用意いたします。ノートを作るにあたって費用は要りませんが条件が三つあります。

一つ、お酒を飲んだ勢いでノートを作ってはいけません。作ったことを忘れてしまいますから・・・。

二つ、最初の一ページに先ず名刺を貼り、卒業年度を必ず書いて下さい。そして高校に在学していた時の特筆すべきことや、クラブ活動のことや恩師のこと、そして卒業後のことなどをたくさん書きましょう。同じ地域の人が見るわけですから中学校と小学校の名前を書くのもいいと思います。

三つ、そしてできるだけたくさんの同窓生の人たちが、そのノートに自分の思い出を書き込んでくれるよう努力すると約束して下さい。作ったあと、二人目の人が書いてくれた時の感動は忘れられるものではありません。

卒業生の皆さんが書き込むことを楽しみにするようなノートを作って下さい。有薫酒蔵(ゆうくんさかぐら)より引用



なるほど、こんなノートの使い方もあるんですね。存在すら知らなかった同窓生が偶然同じ店を訪れ、見知らぬ同窓生が書いたノートを読み、自分もまた同じノートに言葉を残す。再びそのノートを読む(書く)機会がある人もいれば、それが最初で最後の人もいる。交換日記とは違うこのノートの共有の仕方、とても面白いし、ちょっとしたロマンを感じますね。そのノートに向かう時、どこかの部長さんも、平社員も、OLも、主婦も、役職(地位)や年齢の垣根を飛び越えて誰もが一高校生に戻ってしまうのですから。

HPで確認した時点では929校分のノートがありました。残念ながら現時点ではオイラの母校名はありませんでしたが、果たして皆さんの高校はあるでしょうか?ご興味のある方はこちらでチェックしてみてください。