我流天晴

Home > Tag > 野原工芸


重要なお知らせ
当ブログは2013年12月15日(日)をもちまして「http://garyu-appare.net/」に移転しました。移転日までの記事は新ブログにインポートしておりませんので、検索エンジン経由で訪問された方は当ブログにて該当記事をお読みください。よろしければ新ブログの方もブックマークorリーダー登録していただければ幸いです。

野原工芸木軸ペンの経年変化状況

現在オイラが持っている野原工芸の木軸ペンは5本なんですが、そのほとんどが4月~5月に購入したもの。ですからこの時期、購入から「丸○年」となるものが多いのです。

というわけで、購入時と現在の状態を写真で比較してみました。と言っても撮影環境がその時によって違うので、写真で見た変化がそのまま実際の変化ではないのですが・・・(^^ゞ

ちなみに今回は木軸の部分をクローズアップして撮影しております。

DSCN4692.jpg
桑のボールペン。入手日は2009年5月14日

これは画像の見た目どおり、同じものとは思えないほど色が変わり、ツヤも出てます。(桑は、野原工芸さんが扱っている材の中で経年変化が最も大きいとのこと)


DSCN4715.jpg
パープルハートのシャープペンシル。入手日は2010年4月27日

色の変化はそれほど感じませんがツヤが出てきました。この中で唯一のシャープペンなので使用頻度は高い方なんですが、1回あたりの筆記量は少なめ。「使用時間」がもっと多ければさらに変化していたかもしれません。


DSCN4711.jpg
マーブルウッド(漆塗り)のボールペン。入手日は2011年7月1日

木そのものではなく漆の経年変化を楽しめる仕上げですが、漆の美しさが増すにはまだまだ使い込みが足りません。10年ぐらいかかるかもしれませんね。
*漆仕上げは定番品ではありません


DSCN4696.jpg
イタヤカエデ(鱗杢)のボールペン。入手日は2012年4月28日

画像では色合いの違いがありますが、最初から右の写真のような色でほとんど変わっていません。まだ1年しか経っていないこともありますが、使用頻度の方が大きな要因だと思います。
*イタヤカエデ(鱗杢)は定番品ではありません


DSCN4725.jpg
木曽ヒノキのボールペン。入手日は2012年5月17日
(購入時はシャープペンでしたが10月に部品交換にてボールペンに変更

画像ほど大きく変化していませんが、赤みが落ち着いてきた感じでしょうか。とにかく手触りのいい木で、この中では一番使用頻度が高いペンですので、これからが楽しみです。


というわけで、読者の方々というよりも自分のための記録として記事化してみましたが、現在のオイラの使用環境においては「3年」というのが経年変化を実感できる年数かなと。木は放っておくだけでも変化しますが使い込むことでさらに大きく変化しますから、できればそうしたい。でも、変化させるために使うというのはちょっと抵抗があって、自分の使い方がそのまま反映された変化を楽しみたいとも思うわけで、この辺が難しいところです(^_^;)

野原工芸の細軸ボールペンにパワータンクリフィル(SJP7)は使えるか

コメント欄に「野原工芸の細軸ボールペンにパワータンクリフィル(SJP7)は使える?」(長さは下駄を履かせて対応。問題は直径4.8ミリのリフィルが本体に収まるか)という質問をいただいたんですけど、コメントの返信としては長くなってしまいそうですのでこちらで記事にしちゃいます。

まず、オイラの持ってるパワータンクリフィルは「SNP」なので「SJP」を入れて試すことができません。ですから結論から言ってしまうと「実際に試してみないと分からない」ということなんですけれども、一応検証はしてみました。

さて、「SJP」の直径は4.8ミリ(カタログ値)ということですけれども、同サイズのリフィルがないので比較的太めのジェットストリームリフィル(SXR7)で試してみました。結果、直径4.4ミリ(カタログ値)とされている部分は干渉せずに入り、その感じから4.8ミリでもいけそうな気がします。

が、実際に4.8ミリ径を入れて試したわけではないので、入ったとしてもどの程度のマージンが残るのかがはっきりとは把握できない。ですからこれに下駄を履かせるということになりますと、履かせ方によっては4.8ミリ以上の部分ができてしまう可能性があり、そこが干渉するかもしれません。

また、リフィル転用(流用)の際にポイントとなるのは基本的には「長さ」と「太さ」なんですけれども、それをクリアしていても稀に先端部分が口金の穴に引っかかって出ない場合があるんですよねー。特定モデルの為の専用リフィルの場合には特に注意が必要です。だけどこの辺りのサイズはカタログ上に記載されていないので、やはり実際に試してみないとわからないんですよねぇ(^_^;)

というわけで転用(流用)できる可能性は十分にあると思いますが、それはあくまで可能性。実際に自分がやったことのないことは「分からない」としか言えないのですm(__)m

ちなみに個人的な経験から言いますと、「加工」が必要な転用(流用)ってだんだん面倒になっちゃうんですよね。オイラがやってるスタイルフィットリフィルの転用(流用)はテープを2~3巻きするだけの簡単な加工ですけど、それさえ面倒に感じることがありますから(^_^;)

もちろん交換頻度やその人の性格によっても違ってきますし、お気に入りのリフィルをお気に入りの本体に入れて使えるに越したことはないのですが、交換の度に手間暇のかかる加工をしてまでそのリフィルにする必要があるのかってことも、転用(流用)を検討する際に考えた方がいいかもしれません。まあ確かに加圧式インクのボールペンって軸がイマイチなので、転用(流用)したくなっちゃいますけどねぇ(^_^;)

従来型油性インクの書き味も侮れません

DSCN4313.jpg
2012年5月に購入した野原工芸の「木曽ヒノキ」。当初はシャープペンで購入し、その後ボールペンに仕様変更してもらったという経緯がありつつも、約8ヶ月が経過しました。

フラッシュを使用したため光ってしまっている部分もありますが、色は自然光で撮ったものよりこちらの方が近い感じ。残念ながら香りはほとんど飛んでしまいましたが、いい具合に艶も出てきました。

でもね、一番の魅力は「感触」です。樹種によって違いがあるとはいえ、ここまでそれを感じたのは初めて。とにかくソフトで滑らかな感触がたまりません♪

と、経年変化や感触の話から入りましたが、実は今日の本題は別。「インクリフィル」のお話です。

これまでに何度かご紹介してきたように、野原工芸の細軸ボールペンは簡単な加工をするだけで「スタイルフィット」や「プレフィール」のリフィルが使えます。つまり簡単に低粘度化やゲル化ができるわけです。なのでオイラは野原工芸の細軸ボールペンはジェットストリームやシグノで使うことが多かったんですよね。

しかし先日このボールペンのリフィルを使い切ったのを機に、久しぶりに従来型油性インクにしてみたわけです。(ま、たまたまストックがあったので、わざわざ買いに行くのが面倒だったというのが本当のところなんですけど)

そしたらこれが新鮮でいいんです!もちろんそれは「久しぶり」というのも大きかったと思うんですけど、いつのまにか「従来型油性インク=ダメなインク」って思い込んじゃってた部分もあったと思うんですよね。

確かに低粘度インクは書きやすいし発色もいい。初めて使ったときは驚きましたもんね。しかも国内メーカーのものであれば従来型とほとんど変わらない値段で買えるわけですし、まさに油性インクの「革命」でした。

そうなりゃ当然低粘度が主流になります。お気に入りの軸には低粘度インクを使いたい。ってことで互換性やら加工流用の情報を必死になって集める。ってなことをやってるうちに、いつのまにか従来型油性インクに対して「昔のインク」どころか「ダメなインク」というイメージを持ってしまったような気がします。

もちろん低粘度インクは従来型の弱点を解消した革命的なインクですから、優れたインクであることは否定しません。だけど従来型には従来型ならではの「書き味」ってものがあって、それはそれで侮れないなと。

ま、だからと言って「今後オイラは従来型にシフトします」ということではないけれども、あっちを使ったりこっちを使ったりしながら双方の油性インクの書き味を楽しみたいなと、そんなふうに思った次第。

ってことで現在このボールペンには従来型油性インクを装填してほぼ日手帳に使ってます。もともとほぼ日(トモエリバー)とジェットストリームの組み合わせは時間差攻撃(裏抜け)の問題がありますし、トモエリバーは滑りの良い紙ですから従来型インクでも満足できる書き味です♪

木軸ペンの完璧すぎるラインナップ(自己満)

DSCN3827.jpg
ジェットストリーム(SXR-80)に換装していた野原工芸の太軸ボールペンを、デフォ芯である「BRFN-10F」に戻しました。もうずいぶん前になりますが、BRFN-10FのインクがA-inkからアクロインキに変更になりましたよね。それがBRFN-10Fに戻した理由です。

オイラがこのボールペンを購入した当時のBRFN-10FはまだA-inkで、それがA-inkの初体験だったんですが、とにかくギラギラした発色と、乾きの悪さが嫌で・・・。他社製の互換芯も見当たらなかったので、こりゃもう部品交換でシャープペンにしてもらうしかないかなと思ってたわけです。

そんな中、形状こそまったく違うものの、寸法的にはほぼ同じ「SXR-80」をダメ元で試したところバッチリ!クリンプ代わりのテープを巻くだけで、カットや延長もせずに使えることを発見。以来、ずっとジェットストリームで使ってきたわけです。(BRFN-10Fをデフォ芯とするモデルのすべてにSXR-80が使えるというわけではありません)

しかしパイロットさんはオイラのそんな苦労も知らず、BRFN-10Fのインクをアクロインキに変更。これがまた特にアナウンスすることもなくひっそりと。しかもBRFN-10Fという型名のまま、A-ink仕様の旧リフィルを回収するわけでもなく・・・。そうなると切り替え直後の市場にはA-ink仕様とアクロインキ仕様のBRFN-10Fが混在するわけで、105円の替え芯とはいえ、買う方はギャンブルですよね。そんなわけで交換が延び延びになり、今日に至ったと。

そんな経緯でようやくアクロインキになった野原の太軸ボールペンですが、遠回りした甲斐のある書き心地。ジェットストリームとはまた違った滑らかさで書きやすいです(*^_^*)

ちなみにジェットストリームインクは、野原ボールペンの細軸でスタイルフィット用リフィルが使えるので問題なし。下記のとおり、夢のような木軸ラインナップを実現したわけです(^^)v

DSCN3707.jpg
というわけで、現在の木軸ラインナップと装填芯。

上から
【パイロット】レグノ シャープペンシル ブラウン/0.5ミリ/ぺんてるAin 4B
【野原工芸】パープルハート シャープペンシル 細軸/0.5ミリ/ぺんてるAin 3B
【野原工芸】桑 ボールペン 細軸/三菱シグノ/0.38ミリ/ブラウンブラック
【野原工芸】板屋楓(鱗杢) ボールペン 細軸/三菱シグノ/0.38ミリ/ブルーブラック
【野原工芸】木曽檜 ボールペン 細軸/三菱ジェットストリーム/0.5ミリ/ブラック
【野原工芸】マーブルウッド(漆仕上げ) ボールペン 太軸/パイロットアクロインキ/0.7ミリ/ブラック

密かに筆記具にも動きがありました

DSCN3658.jpg
過去に何度かご紹介している野原工芸の木軸シャープペンシルですが、


DSCN3664.jpg
ヒノキ軸の方を部品交換してもらいまして、ボールペンとして生まれ変わりました。もちろん軸は今まで使っていたものです。(費用は1000円+こちらからの送料)

ヒノキのシャープペンシルは今年(2012年)の5月に購入したばかりなんですが、過去記事にも書いたように、2010年に購入したパープルハートとは部品が違うんですよね。で、パープルハート(旧部品のモデル)を持っていなければ気にならなかったかもしれないんですけど、比べてしまうとペン先のグラつきがどうしても気になる。最初はそうでもなかったんですけど、気になり出したら使う度に意識するようになっちゃって・・・。となると、当然ヒノキの方は出番が少なくなってきますよね。だけどヒノキ軸自体はすごく気に入っているので、お蔵にはしたくない。

迷った末、やはりボールペンにしちゃった方がいいだろうという結論に達しました。

でもそうすると木軸のシャープペンシルが1本減ってしまうわけでして、それはそれでちょっと寂しい。


DSCN3674.jpg
ってことで、先頃発売されたパイロットのLEGNO/レグノを買っちゃいました♪

3色ある軸色の中からオイラが選んだのはブラウン。他の2色はパープルハートの色と似ているので、それとは明らかに違う色にしました。

LEGNO/レグノの軸は「樹脂含浸カバ材」ということですから、いわゆる「加工木材」ですね。野原工芸の天然木と比較すると、木本来の味わいや経年変化の面では劣りますが、木材の弱点である腐食、反り、ねじれ、割れ等がほとんど発生しないというメリットがあるそうです。

もちろん野原工芸の木軸も木材を知り尽くしたプロがしっかりと養生した木を使用し、木の弱点を計算したうえで技術の高い木工を施して商品化されていますから、天然木を使用していても前述のような心配はほとんどありません。しかし大企業の量産品ともなると、加工木材によって品質、供給、コスト面等で安定を図るというのも頷けます。まあ確かに天然木の削り出しとは質感や感触は違いますけど、これはこれで十分に木軸してます♪


DSCN3686.jpg
先端はご覧のような形状で、収納できそうにも見えますが固定式。構造上、グラつきはありません。一般的なスリーブに比べて曲がりにくい形状ですので、落下等の大きな負荷を除けば、それほど気を使う必要はないでしょう。

重量バランスや書き味も良好ですが、まだ届いたばかりでじっくりと使っていませんから、その辺についてはもうしばらく使ってから、改めてシャープペンシルコレクションのタグ付けをしてレビューしたいと思います。


DSCN3707.jpg
というわけで、現在の木軸ペンラインナップ。上2本がシャープペンで、それ以外はボールペン。

野原工芸の細軸ボールペンは、簡単な加工をするだけでスタイルフィットのリフィルを(試してないけどたぶんプレフィールのリフィルも)使えますので、意外と使い分けができるのです♪ ま、その分、他のボールペンはほとんど使う機会がなくなりましたけどね(^_^;)